Wednesday, April 13, 2011

震災ボランティアの感想文です。

パラッパ・・パッパララ~パラッパ、 パッパララ~パラッパ、パラッパラパラッパラパラッパランパンパン・ドゥ、ドゥンドゥンドゥン ( オールナイトニッポンのテーマソング!)
がフェイドアウトして・・・・。 ラジオDJ風に・・・・。

ルーク:まいど~!こんばんわ~!!! いや~はじまりました。ラジオでブログの時間でっせ~! みんな起きてるかなぁ~、今夜も最後まで付きおうてや~。。。

今日は、被災地石巻市でボランティアをした青年からの感想文を紹介します。
たくさんある中のひとつですが・・・・。がんばっている兄弟の心情を少しでも理解して頂ければと思います。


朝、自叙伝を訓読する中で、お父様の青年期の歩みの中で、何に対しても誠を尽くしていくというみ言に相対して、「よし!これだ!」ということで誠を尽くしていくことを目標とさせていただきました。きょうは被災地に行く前にボランティアの教育をしてくださったCDRの四人のかたが来られて、ボランティア状況を見てみたいということで同行していただくことになり、とても励まされました。きょうの活動現場は石巻市でも比較的海沿いの住宅街の阿部さんというお宅でした。津波の被害がひどい地域で、2メートル近い浸水を受けていました。家具や畳の運び出しと泥出しをしていきました。実際に現地の状況を見ると、家の中が泥だらけで、綺麗な和風の住宅が廃墟としか思えないほど床がグレ一一色でいろいろなものが散乱している姿にショックを受けました。やっぱりテレビで映像を見ているだけでは分からないリアルな惨状と、「自分の家がこんな状態になっていたらどうだろう?」と考えるだけで自分だったら心が折れてしまうだろうと思ってしまいました。何とかしてあげたいし、役に立ちたい思いになりました。
しかし、作業の方は思ったより困難で、特に泥出しをするのがかなり大変でした。とにかく泥が重い!密度の低いゆるい泥だと思っていたのですが、ヘドロや砂やさまざまなものが濃縮された泥で、粘りけが非常に強いのでスコップですくってもへばりついてしまって袋に落としにくい泥でした。そんな作業を30分くらいやっていくと腰が痛くなってくるし、量も袋にして200袋くらいにはなるような総数を二人だけでやっていったので、実際、心が折れそうになりましたが、朝の目標を思い返し、不平も言わず誠を尽くしていくお父様の姿を考える中で、この状況は正に興南ではないかと思いました。私が積んだ泥は一袋あたりおよそ20キログラム。お父様は30キロ。私がその泥を運んだ距離は1メートルくらい。お父様は100メートル以上だった。しかも数年も変わることなくやり続けていた……。本当にお父様の歩みは過酷であり、退くことのできない歩みだったのだなと痛感させられた作業でした。
「やっぱりやってみないとわからない。理論や理屈じゃなくて体験してみなければ本当の意味で理解はできないのだな」と思いました。本当に悲惨な現場でしたが、そこにこそ本当の意味の神様の叫びがあり、心情があるのだなと思います。きょう訪ねたお宅の周りもボランティアをお願いしているのに、まだ順番が回ってこなくて本当に困っている人が多いです。どうしたらいいのか本当に悩まされます。全国民体制で現地に赴いて行かなければならないほど人手が足らない状況だと思います。ボランティアの現状もそうですが、神様もみ旨に対して私達に真剣にそう叫んでいるのだと、現地で困っている人たちの心の叫びを聞いていく中でそう感じさせられたところがありました。明日もより良き感動と心情を感じることができるよう、頑張ります。

http://www.vimeo.com/22347796
VIDEO

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1 comment:

  1. ボランティアが行き届かない、というのは、大変ですね。

    昔、あるお坊さんが「もし船がひっくり返って、全員、海に投げ出されたとしたら、あなたが仏様だったら、まず誰から救いますか?」という話をしていた。

    VIPから先に、とか、自分の親族から、とか、いろんな意見があったけど、「あまりに多くの人がそこにいたら、選んで探している暇はない。手の届く、助けられる人から先に救うのが仏様。そういう意味では、万人に平等な仏様なんだよ」と答えていました。

    助けてもらう側から見れば、なぜ自分のところにはやってきてくれないの?と不公平を感じてしまうかもしれませんが、これだけ人数が多いと、手の届くところからやっていくしかないんですよね。

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